介護職の求人を探す方法は他にもある

地元の求人に強い「ハローワーク」

ハローワークでは様々な職種の求人を扱っていますが、介護職の求人も充実しています。無料で求人を掲載できるので全国展開しているような規模の大きな施設だけでなく小規模な事業所も利用しています。
ただし、求人票は写真がなく基本的な情報しか記載されていません。そのため、職場の雰囲気や詳細がわかりにくい場合もあります。

自宅近くの求人が探しやすい「折込広告やフリーペーパー」

新聞の折込広告やコンビニエンスストアに置いてあるフリーペーパーにも求人が掲載されています。特に折込チラシは配布エリア付近にある介護施設の求人が中心なので、自宅近くの求人を探している人におすすめです。近所の人に施設の様子や評判を気軽に聞けるので応募する前にどのような様子なのか知ることもできます。
ただし、フリーペーパーを見ているのは自分1人ではありません。気にかけている人は他にもいるので競争率が高くなりますし、職場が自宅の近くにあるので知り合いが働いている可能性もあります。

スピーディーに進めたいなら「施設の貼り紙」

施設によってはドアや入口の所に看板を設置して求人のお知らせを掲示していることもあります。施設の目の前に求人が掲載されているので電話ではなく直接訪問して応募することになりますが時間的な負担が少ないので、希望の職場が明確に定まっている人や転職活動に時間をかけたくない人におすすめです。
ただし、貼り紙を見て応募する場合、転職エージェントやハローワークを通さず直接施設や事業所と雇用関係を結ぶことになります。比較対象がないため、給与が低く設定されていたとしても気づけないかもしれません。

リアルな情報が聞ける「知人の紹介」

介護業界の場合、知人の紹介で転職する人も少なくありません。知人の紹介のメリットは、採用前提で面接が行われるので入職までスムーズに進むことです。また、親しい間柄であれば人間関係や職場の環境、福利厚生など、聞きにくい質問も気兼ねなくできます。転職エージェントも独自に情報を収集していますが、実際に働いている人の目線でリアルかつ正確な情報が聞けるのは知人の紹介だからこそできることです。人間関係や職場環境を重視している人におすすめの方法です。
ただし、知人からの紹介なので嫌な思いをしてもすぐに辞められません。紹介してくれた知人の顔に泥を塗ることになるからです。また、リアルで正確な情報を知ることができますが、よい部分だけでなく嫌な部分も知ることになりますし、知人の主観になるのでどうしても情報が偏ってしまいます。