詳しく知りたい！正社員になるメリットとは

そもそも正社員とは

雇用形態について説明する時に「正社員」「非正規雇用」という言葉をよく使いますが、法律上で定義づけられているわけではありません。労働基準法では正社員も契約社員も派遣もパートもアルバイトも同じ「労働者」とされ、特に区別されていないのです。一般的に正社員とは、雇用期間の定めがなく会社が定めた労働時間にフルタイムで従事する労働者を指します。
では、正社員として働くメリットとは何でしょうか。

裁量権が大きい

正社員として働くメリットの1つは裁量権が大きいことです。正社員になると会社の一員として責任を持つことが求められます。そのため、重要な仕事は正社員に割り振られるのが一般的です。また、ある程度の裁量権が与えられているので、成長の機会にも恵まれています。

収入が高く安定している

正社員の多くは月給制です。毎月の収入が保証されていることが「安定している」といわれる大きな理由です。また、給与の他にボーナスや退職金などが支給されますし、達成した内容に応じてインセンティブが支払われる場合もあります。そのため、他の雇用形態に比べて高い収入を得ることができます。
さらに有給休暇の日数も他の雇用形態に比べて多く、まとまった休みをとっても毎月それなりの収入を得ることができるため、「正社員は安定している」といわれているのでしょう。

充実した福利厚生

福利厚生が充実しているというメリットもあります。内容は施設ごとに異なりますが、社会保険をはじめ住宅手当や寮、保養施設、健康診断や交通費の補助など様々な福利厚生があります。

スキルアップに必要な費用を支給

正社員がスキルアップするために外部研修を受けたり、資格を取得したりする場合に必要な費用を支給してくれる施設や事業所もあります。知識や経験を得る機会が増えるので介護職として大きく成長できます。将来のキャリアアップを考えている人にとっては大きなメリットとなるでしょう。介護の資格については以下のサイトで詳しく説明していますので参考にしてください。

介護の資格の種類と概要について記載されているのでどの資格を取得すればいいのかが一目でわかります。

「介護資格の種類」

社会的信用がある

社会的信用も非正規雇用と正社員ではかなり違います。簡単にいうと、非正規雇用は社会的信用が低く、正社員は社会的信用が高い、ということです。正社員は安定した収入があるのでローンやクレジットカードの審査に通りやすくなります。

転職に有利

違う施設や事業所に転職する際にも正社員であれば有利に進めることができます。「○○施設で正社員として働いていました」と伝えるだけでこれまでの経験を具体的に話さなくても、適切な知識やスキルを身につけていることが評価されるからです。